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富士ライフ ~横浜の害虫駆除屋さん~


ネズミ駆除

当社では、ネズミ駆除や侵入防止対策などの工事を多く行ておりますが、所の需要は年々増加してきているように思います。
以前は、外気温が下がってくる秋口から冬場にかけてネズミ駆除のご相談をよく承っておりましたが、最近では夏場でもネズミの被害を訴えるお客様が多くなった様に感じます。

家屋にネズミが侵入すると、様々な被害を及ぼします。


・天井からの物音や鳴き声といった騒音被害
・天井裏などへの糞尿被害や悪臭、天井などへのシミ、断熱材の汚染等
・電気配線などを齧るので、火災につながるリスク
・ネズミに寄生しているノミやイエダニなどの発生

さらに室内に侵入した場合は、台所の食品を齧られたり、仏壇のお供え物や生花を齧られることもあります。
この様な被害を防ぐために、ネズミの対策工事が必要になってきます。

ネズミの対策工事は主に、侵入経路の特定と閉塞工事・粘着トラップ等による捕獲作業・殺鼠剤による駆除作業の3つになってきます。


以下では、当社の施工事例と共に作業手順をご紹介致します。

ネズミはどこから?

  • ネズミが建物へ侵入する場所で一番多いのが、床下通気口です。
  • 写真の様に、鉄製の格子が付いていますが、錆と経年劣化によってネズミの侵入経路となります。
  • 格子の一部が、取れてしまっていますね。
    この様なちょっとした隙間から侵入してくるケースが多いです。
  • 床下通気口からの侵入対策として、当社ではステンレスネットの取付けをお勧めしております。
    ステンレス製の格子の裏に細かいメッシュも入っているので、防虫対策としても非常に有効です。
  • またこの様に、基礎が無い構造の場合も、ネズミだけでなくハクビシンやアライグマといった小動物の侵入経路となり得ます。
  • こういったケースの場合は、通気性のあるパンチングメタル等を使用し閉塞工事をお勧めしております。
  • ネズミ侵入経路で床下通気口の次に多い場所が、屋根の隙間です。
    特に増築などをして、屋根と屋根が重なる部分や建築当初から小さな隙間があいてしまっているケースも見られます。
  • このような場合も、しっかりと閉塞工事を行っていきます。
  • また、築年数の古いお宅では、雨戸の戸袋からもネズミが侵入してくる場合もあるので注意が必要です。
  • 雨戸を取り出す切り込み部分ネズミが侵入します。
    しかし雨戸内部の壁板がしっかり貼られていれば、建物への侵入ができないはずですが…
  • 戸袋の表板を剥がして内部を確認してみました。
    するとやっぱり、隙間がありましたね。
    この様に隙間があいていると、直接天井裏に侵入していきます。
  • 良く見てみると…隙間の下にネズミの足跡(ラットサイン)も見られますので、確実にネズミの侵入経路と言えます。
  • こちらの現場では、内壁にケイカル板で閉塞工事を行いました。
  • 最後に表板にサイディング張りを行い工事完了です。
    キレイに仕上がり、お客様にも喜んで頂きました。
これらの侵入経路の他にも、建物の構造上できてしまう隙間や、経年劣化での穴などネズミが入ってきてしまう場所は、現場ごとに異なりますので、現場調査を行いながら施主様と相談して工事内容を決めていきます。

室内にもネズミが出てくる?

  • こちらは、ネズミ被害でご相談いただいたとあるアパートの流し台の下の収納と冷蔵庫です。
  • 冷蔵庫をどかしてみると…ネズミの糞が大量にありました。
  • 一度床下に侵入したネズミが、水道管や排水管を通す隙間から室内に上がってきていました。
  • 狭い場所での作業でしたが、何とか隙間を閉塞する事が出来ました。
    糞清掃と殺菌消毒を行い、この後このお部屋にネズミが出てくる事は無くなりました。
    入居者の方にも喜んで頂きました。
  • こちらは、とある現場の台所換気扇です。
    換気扇フード周辺にラットサインを多く見つけたので、ここが怪しいと思いました。
  • 換気扇フードを取り外してみると…やっぱり天井に穴が空いていました。
    この穴は、ネズミが空けたものではなく、建築段階から開いていたものと思われます。
  • こちらも、閉塞作業を行い換気扇フードを元に戻し、清掃と殺菌処理を行いました。
    この後室内にネズミが出てくることは無くなしました。
この他にも、玄関や勝手口の上がり框の裏や、和室の長押の隙間などからも室内に侵入してくるケースはありますので、こちらも現場調査を行い各現場の状況に合わせて工事を行っていくことが必要です。

ネズミの駆除作業

  • ネズミ駆除を行う際に最もよく用いられるのが、この様な粘着トラップによる捕獲作業です。
  • 天井裏や床下などネズミが通りそうな場所に設置してネズミを捕獲します。
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    粘着トラップに捕獲されたネズミの様子です。
    最近では、家屋に侵入してくるネズミのほとんどがクマネズミですね。
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    別の現場の床下で捕獲されたクマネズミです。
    しっぽまで合わせると、25㎝程の体長がありました。
  • また、天井裏や床下に暗視カメラを設置して生息調査を行う場合もあります。
  • 暗視カメラに記録されたクマネズミの様子です。
  • また別の現場になりますが、閉塞工事の他に毒餌を設置して、ネズミを殺す方法も併用する場合もあります。
    上の写真では、天井裏に毒餌を設置しました。
  • 後日点検に行くと…完食。
    よく食べてますね。
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    毒餌を食べたネズミは、粘着トラップに捕まりやすくなります。
    但し、毒餌を用いた施工はネズミがどこで死ぬか分からない為、死んだネズミをしっかりと回収できるかが問題となります。
  • 屋外に毒餌を設置する場合は、猫などに誤食されないよう、写真の様なベイトボックスを使用します。
  • 中身はこの様になっています。
  • 翌月点検に行くと…完食!しっかり補充しておきました。
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    毒餌を食べて死んだネズミです…これはデカかったです。
この様に、様々な方法を用いてネズミ駆除作業を行いますが、現場調査後に施主様のご希望やご要望を聞きし、相談しながら作業を進めていきますのでご安心下さい。

このようなケースも...ネズミの発生で、火災になる??

  • ネズミが電線などを齧ってショートし火災が発生するケースがあります。
    この現場でも、天井裏の電線が齧られておりショート寸前の状況がありました。
  • ケーブルの中の銅線がむき出しです!火災になる前に見つかってよかったです。
ネズミの被害はとても危険な被害を招く恐れがあります。
当社では、閉塞・殺鼠・捕獲等様々な方法を行いながら駆除作業を行っております。

ネズミの被害でお困りの方がいらっしゃいましたら、ご相談ください。
調査・見積させて頂きます。