Loading 0%

施工事例


ネズミ侵入対策~戸袋からの侵入編~

2022.03.30|ネズミ / 害獣 / 施工事例

富士ライフHPをご覧いただきありがとうございます。

当社では、ここ数か月間ネズミ対策のご相談をよくいただいております。


当社でのネズミ駆除は基本的に、外から侵入してくるネズミに対して行う・侵入対策(閉塞工事)と、侵入してしまった、又は建物内で繁殖してしまったネズミに対して行う駆除対策(捕獲作業や殺鼠処理)があります。

今回は、その中でも閉塞工事です。


建物内にネズミが侵入する箇所として代表的な場所が、床下通気口や屋根の隙間ですが、意外と見落とされがちなのが雨戸の戸袋です。
  • 戸袋の雨戸を引き出す溝の部分の隙間(黄色の矢印)からネズミが侵入します。
    ネズミが頻繁に出入りする場所は、黒ずんでいきます。
    これをラットサインと呼びます。
最近の建物では、戸袋内にネズミが入ってしまっても、内壁があるのでそこから建物内部にネズミが侵入するケースはまず有り得ませんが、築年数の経過している物件ですと、戸袋内の内壁が入っていない場合も多く、そこから壁の中や天井裏にネズミが侵入してしまうケースが少なくありません。


このような場合、戸袋自体を塞いでしまう方法が、一番手っ取り早く、工事費用も抑えられますが、雨戸が使えなくなってしまうデメリットが生じます。

戸袋自体を完全に閉塞してしまう場合

  • 戸袋の隙間を板で閉塞しました。
    BEFORE→AFTER
  • 作業のBEFORE→AFTERです。
こちらの現場では、施主様がこの雨戸はもう何年も使っていないので、塞いでしまっても構わないとの事でしたので、貫板を使用し閉塞させていただきました。


しかし、雨戸を日常的に閉めるので、塞いでしまっては困るというお客様も多数おります。
この様なご要望にも、当社では対応させていただいております。

戸袋ラットガードの取付け

  • 戸袋のくぼみ部分に対して取付け、ネズミや鳥の侵入を防ぎます。
  • 開閉式の為、雨戸の開け閉めにも支障ありません。
くぼみ部分に金具を取り付ける事によって、侵入防止対策を行う事も可能です。
しかし、戸袋の構造上取付けが出来ない場合や、取付けても隙間がある場合などがあります。
また、雨戸を閉めた後に隙間ができ、ネズミが侵入するケースがある為、次の戸袋内部の閉塞工事を行う方法と比べると効果は限定的だと思います。

戸袋内部の閉塞工事

戸袋の表板を一回取外して、内部の壁を閉塞していく方法です。
  • こちらの現場では戸袋表板が、ルーバー状の板になっていました。
  • 表の木材を切普段していきます。
  • 開口してみると…やはり内壁がありません。
    これでは、壁内や天井裏にネズミが入り放題です。
  • よく見てみると…ラットサインがありました。
    ここから天井裏にネズミが侵入しているのは間違いありません!
この様に、戸袋からネズミが建物内に侵入して、物音や糞尿被害を発生しますし、電気配線を齧ってしまい火災の原因となる場合もありますので、放っておくことはとても危険です。


ここから閉塞工事と、表板の修繕工事を行っていきます。

  • 内壁閉塞前の様子。
  • 作業風景(^^)/
  • 内部にケイカル板を張り閉塞後の様子。
  • 戸袋表の修繕工事。
    壁材を寸法通り切っていきます。
  • 取付作業①
  • 取付作業②
  • 作業終了後の様子です。
    キレイになったと施主様にも喜んだ頂きました。
  • こちらの現場では、3ヶ所の戸袋内閉塞工事を行わせていただきました。
さらに別の現場でも戸袋からの侵入対策工事を行いましたので、そちらもご紹介致します。

  • こちらの現場でも、戸袋からのネズミの侵入がありました。
  • 戸袋表の板を壊していきます。
    デモリッションマン丹羽です(笑)
  • 表板をすべて取り除きました。
    一転隙間など無いように見えますが…
  • 戸袋上部に3.5㎝~4㎝の隙間が見られ、その周辺にラットサインも見られました。
  • パンチングメタルという金属板を加工し、閉塞作業を行います。
  • 細かい隙間も、コーキング剤で閉塞していきます。
  • 木枠の作成。
  • 下地と枠材を取り付け。
  • 壁材の切り出し。
  • 作業後の様子。
    こちらも、お客さんに喜んで頂き、嬉しく思っております。
この様に、当社ではお客さんのご要望にお応えしながら、ネズミやその他の小動物の侵入対策や駆除作業を行っております。

もちろん戸袋以外の場所からの侵入対策も併せて行っておりますので、ネズミやハクビシン等の小動物侵入でお困りの方がいらっしゃいましたら、是非当社までご相談下さい。

現場調査→お見積りまでは無料にて行っております。


最後までお読みいただきありがとうございました。