ムクドリの営巣対策(現場事例)
富士ライフHPをご覧いただきありがとうございます。
今回は、ここ最近問い合わせが多い、ムクドリの現場対策事例をご紹介致します。
ムクドリは、普段住宅街や公園などでよく見かける野鳥ですが、3月の終わりごろから7月くらいにかけて巣作りをして産卵をしてヒナを育てる繁殖期になります。
この時期だけ、作った巣に住み着いてしまうので、住宅の雨戸の戸袋や換気扇の中など、狭い空間にたくさんの枯草などの巣材を持ち込み巣を作ります。
いったん巣を作られてしまうと、雛鳥が巣立つと別のムクドリがその巣を利用し、また産卵する事もよく起こります。
そのように何度も巣を作られると、雨戸が開かなくなったり、換気扇のダクトが詰まってしまったりする事も起こります。
また、糞などもするので悪臭被害が発生したり、鳥に寄生するダニの大量発生も起こります。
しかし、ムクドリが営巣してしまったからと言って、駆除してしまうわけにはいきません。
鳥獣保護法の対象になっているので、親鳥・雛鳥・卵には、手を付けられません。
当社では、雛鳥が巣立ったタイミングで、清掃・消毒作業を行い、再度の侵入されない様に、侵入防止の工事を行っております。
・換気扇ダクトにムクドリの巣
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たまにはきれいな写真から(^^)/
梅雨時期にきれいに咲くアジサイの花 -
今回の厄介者ムクドリです。
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こちらは、横浜市内のとあるビルの換気扇フードです。
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高い場所での作業なので、それなりに注意が必要です。
ご安全に。 -
換気扇ダクトの中に巣材を持ち込み巣を作っていました。
ヒナ鳥が巣立ったタイミングで… -
巣材撤去!
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消毒作業を素早く行います。
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再度侵入されない様に、換気扇フードにステンレスのネットを取付て完了です。(^^)/
こちらの現場では、この様な換気扇フードが2ヶ所ありましたので、同じ作業をもう1ヶ所でも行いました。
築年数の経過しているビルやアパートでは、この様な換気扇がよくありますので注意が必要です。
築年数の経過しているビルやアパートでは、この様な換気扇がよくありますので注意が必要です。
・戸袋内へのムクドリ対策
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ムクドリは、雨戸を引き出す時に手を入れる部分の隙間から侵入してきます。
※特に雨戸を締めたままの状態が要注意です。 -
写真では、ちょっとわかりずらいですが…
アルミサッシのところに小さく点々と見えるのが全部ダニです! -
作業時に刺されると嫌なので…エアゾールで殺虫してから作業を行います。
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雨戸を2枚取外し、戸袋を分解できるところまで分解していきます。
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戸袋の奥には、たくさんの巣材と糞がありました。
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壁面に付いた糞をヘラで削り落とし…
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巣材を撤去します。
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ムクドリが営巣するのは、ほとんど2階の戸袋なので長梯子を使った高所作業となります。
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消毒作業も行いました。
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取り外した、雨戸や戸袋の部材にも大量の糞がこびりついていました。
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水洗いできるものは、一つ一つブラシなどで洗っていきます。
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洗浄作業の様子です。
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キレイになりました。
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キレイになった。戸袋の部材を組み立て、雨戸を元に戻します。
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こちらの雨戸は普段締め切りで、開ける事が無いそうなので、隙間を完全に無くしてほしいとのご要望を頂きましたので、パンチングメタルで塞ぐ事にしました。
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これでムクドリが入る隙間は無くなりました。
(この様に固定ではなく、開閉式のカバーを取り付ける事も可能です。) -
施工後の様子です。
お客様にも喜んで頂き、嬉しく思っております。(^^)/
こち他の現場での作業時間は2時間半程でした。
梯子のかけやすさや、足場の状態などで作業時間は、各現場で変わりますが、概ね戸袋1ヶ所ですとこれくらいの所要時間だと思います。
梯子のかけやすさや、足場の状態などで作業時間は、各現場で変わりますが、概ね戸袋1ヶ所ですとこれくらいの所要時間だと思います。
この様に、当社ではムクドリ対策のご相談を多く承っております。
雨戸や換気扇などに鳥は住み着いてしまいお困りの方がいらっしゃいましたら、一度当社にご相談下さい。
調査・御見積させて頂きます。
最後までお読み頂き、ありがとうございました。